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スカウト組織トップを条例違反容疑で逮捕

事件事故

スカウト組織トップを条例違反容疑で逮捕
 公開手配5日後、奄美で【朝日新聞】

警視庁は26日、女性を風俗店に違法に紹介する国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」会長の小畑寛昭容疑者(40)=住居不定=を東京都暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。グループが活動していた新宿・歌舞伎町から1000キロ以上離れた鹿児島県の奄美大島で身柄を確保したという。

警視庁は2025年1月、同容疑で逮捕状を取得したが、容疑者の行方が分からなくなり11月に指名手配していた。今月21日の公開手配から5日後の逮捕となった。容疑者は「木山」などとも呼ばれ、グループトップという。  暴力団対策課によると、逮捕容疑は、他の人物と共謀して23年7月24日、東京都渋谷区宇田川町の路上などで女性をスカウトするため、指定暴力団山口組系幹部に現金60万円をみかじめ料として支払ったというもの。

ナチュラルは「匿名・流動型犯罪グループ」とされ、全国の繁華街などで少なくとも約1500人が活動。22年の1年間には、女性をスカウトし風俗店に紹介するなどして約44・5億円を得ていた、と同課はみている。  ナチュラルでは、グループ内の「規約」を破ったメンバーに「制裁」を加える事件もたびたび発生。数千万円かけてスマートフォンアプリを独自に開発し、警察を「ウイルス」と呼び、捜査員の顔写真を共有していた。

■捜査情報漏らした疑いで警部補の逮捕も 公開手配でポスター1万枚  捜査関係者によると、ナチュラルは09年、東京・歌舞伎町で活動を開始。20年に歌舞伎町で指定暴力団住吉会系組織とのトラブルが起きたのをきっかけに、警察の捜査が始まった。  警視庁は暴力団対策課に加え、風俗店を担当する保安課などによる部門を超えた捜査チームを作って捜査。容疑者の公開手配時にはポスターを1万枚作り情報提供を呼びかけてきた。  ナチュラルをめぐっては、捜査を担当していた警視庁暴力団対策課の警部補が25年、ナチュラルに捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法違反容疑で逮捕・起訴され、懲戒免職処分を受けた。(三井新、西岡矩毅)

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